最近、音楽ネタがあまりない。
この間、なにげにスペシャを見ていたらOasisのギャラがー兄弟の暴言特集をやっていた。Oasisは実はあまり好きではなかった。何故かというとビートルズにそっくりだったから。音もそうなのだが、リアムがジョン・レノンに見えてしまい。“なんだビートルズのコピーじゃん”というのが初めて見たOasisの印象だった。それ以来、そんなにOasisについては興味を持たなかった。
ただ、暴言特集を見ていて少しOasisの見方が変わったかな。ちょっと好きになったかも。ノエルとリアムの暴言がお互い少々質が違うのが興味深かった。成功した人をばっさりと斬り、若手にはっぱをかけるノエルに対し、気に入らないやつは誰でもかまわず斬り捨てるリアム。どちらのいうことも実はちょいと共感できるとこがあり、親近感を覚えた。唯一、自分と違うなぁと思ったのは。ノエルのHipHop嫌いかな。
HipHopは賛否両論な部分がある。特にサンプリングに関してはThe Rolling Stonesのキースが “make fucking your own music!”とばっさりと斬っていた。確かにサンプリングは誰かが作ったメロディーを切り貼りしてループさせる技法なのでゼロから作ったわけではないので、キースの発言の意図も分かったりする。
けれど、やっぱり、かっこいいHipHopも存在するわけで。今あるものをどう組み合わせるかというセンスは面白い。洋服だっていろんな服があってそれを組み合わせることでお洒落だとかお洒落じゃないとか、かっこよいだとかダサいだとか言われるのであれば、音でもそんなことがあってもいいのかなとは思う。Beastie boysからオルガン奏者のJimmy Smithに辿り着いたり、Marvin GayやLuther Vandoross に辿り着いたりする。Stevie WonderやColtrane, Miles DavisだってHipHopから知るときだってある。
Dr.Dreかな“HipHopは90年代版ブルースだ”って言っていたのは。多分その通りだと思う。日常の不満をブルースのリズムじゃなく、HipHopのリズムに載せただけで、歌詞はブルースそのものだと思う。女の子のことしか歌わないやつもいるが、それだけじゃない人もいる。Ice Cube, Public Enemy, 2-Pack, Ghost face killahやEminem(あまり好きではないが、すごいとは思う)など、歌詞に重たい意味のある人たちもいたりして考えさせられる。ただ、平和な日本で暮らしてきた自分に本当に理解できてるのかどうかは不明だったり。
サンプリングじゃないHip Hopは文句なくかっこよいんじゃないかな。The Roots, Othello & the Hypnoticsなどなど面白いよ。あとはTwistaやBone Thugs-n-harmonyなどのフロウが面白い人も好きかな。
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