Wednesday, March 30, 2005

bones brigades to be respected

2月18日トミーゲレロを見に行った。今でこそミュージシャンとしての認知度が上がってきたが、スケーターにとって(特に80年代を知るスケーターにとって)トミーゲレロはアグレッシブなストリートスケーターとして神様的存在だろう。プロスケーターとして名を馳せた彼がミュージシャンとして成功していくのを見るのは他人事ながら嬉しくなる。もちろん、ミュージシャンとしての才能もあるからここまで認められてきているのだろう。
 場所は渋谷のDuo Music Exchange。ここはジャミロのJ・Kayプロデュースの音楽空間らしい。あまり大きい箱ではないので音楽を楽しむには最適な大きさだった。ただ、フロアにある巨大な柱は角度によってステージを死角にするのでどうかなとは思った。(寄りかかれるスペースともとれるが・・・・) ゲレロの音はいわゆるインスト。癒し系と呼ばれる音だったり、試験的な試みの音だったりと多彩ではあるが聞く者をなぜか引き込んでゆく魅力のある音を生み出してる。その夜もそんな不思議な雰囲気を醸し出す良いライブだった。ギター2人、ベース、ドラムの4人編成。独特のパーマ頭に黒ぶちめがねで登場したゲレロは結構物静かにMCをしていた。箱が程よく小さい分、音割れもせず、上手くバランスが取れていた様に思った。約1時間半強の演奏だったと思う。ライブ終了後、後ろにいた2人組が(ゲレロの音を)オールで聞いてたいなと話していたのが印象的だった。そんな感じのする良いライブだったと思う。
 余談だが、ライブが始まる前に流されていた映像のなかでジャックジョンソン、ドノバンフランケンレイター、トミーゲレロがセッションをしていた。それぞれがサーフカルチャー、スケートカルチャーのバックボーンをもっているだけに、自分の中ではすごい面対のセッションだった。カリフォルニアで行われたフェスの一こまだったが、それを見て、カリフォルニアに戻りたくなった。今、こうしている間にも世界のどこかではものすごいセッションが行われているのだろう。

Peace & Love

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