Friday, November 25, 2005

where i stand

 “亡国の楯(イージス)”という文庫の上巻を読みました。フィクションではあるのですが自衛隊問題を提議している本で結構重いです。話自体は展開が読めなくて面白いのですがいろいろ考えさせられます。登場人物のどの立場にもそれぞれの言い分があり、どちらかに偏ると右翼的な考えに傾倒しそうだったり、左翼的な考えに傾倒したりだとか、本当に難しいです。普段、目をそらしがちな問題が描かれていてるのだが、どう向き合えばいいのか正直わからないところです。(そんなに深く考えなくてもいいのかもしれないですけど。)小林よしのりが書いていた“ゴーマニズム宣言”にも通ずるものがあるかなという印象です。とくに彼の意見に賛成というわけでもなく、反対というわけでもなく、自分のスタンスが見えない状態です。
 最近忙しいので考えることを拒否している感がありますが、電車の中で読んだこの本のインパクトが強烈なので書いてみました。下巻を読んだらすこしがスタンスが決まるかな。

どーなんだろ、こんなこと考えるような人間でもないんだけどなぁ

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