Friday, October 14, 2005

with one's mind closed

 どんな人でも他人には見せない、言わない、言えない部分を持っている。それが、普段可愛げがなく、生意気だったり、いつも明るかったりする人ほど、実は内に苦しいものを持っていて、卵の殻が幾重にも重なったように奥底に隠してたりするもんだ。そういう人は悩みを他人に相談すること自体が逆に苦痛になるので人には相談したりしないのだが、たまにその殻を割って中身を垣間見せてくれることがある。そういう時は大抵、こちらを幾分信じてくれた時か、反対にどうでもいい人(今後二度と会わないだろう人)に見せている。
 いろんな人に会う仕事をしていて、やっていて良かったなと思うのはこちらを信じてくれて、その人の苦しい部分を見せてくれたときだ。信じてくれた分、責任というプレッシャーは大きくなるが、自分がその人の役に少しは立てるかもしれないのは純粋にうれしいことだ。今日は少しそんな体験をした。まだ、ほんのちょっとだが少しだけ心を開いてくれたことに感謝!

さて、最近音楽の話がなかったので、

辻仁成がフロントマンだったバンドEchoes。やはり歌詞がよい。

“今度は少し長いお別れになるかもしれない、どこかの街で見かけたら声をかけて欲しい、深くかぶったハンチングの下、白い歯を光らせたら合図さ、その時はもう一度手を組んで派手にやろう。おとなしく頷けない、愛すべきBad boys, bad girls、その時が来たら噛みつけばいいさ”(good0bye blue sky より)

1 comment:

yoshi aka gico boss said...

そういった陰の部分も含めて受け止めれるようなデカイ人になりたいですね。お互いがんばりましょ。